トップページ > 詩タイトル一覧へ > 前へ > 次へ >

元旦のあいさつに来た白鳥

昨年10月に 魔法の小箱から
出てきたような
三羽の白鳥(ホロホロ鳥)は
毎日のように 我々を楽しませてくれていて
この元旦には 特に
私の部屋の前で
ガアガア言って
新年のあいさつをしている

私たちは この白鳥が 間近まで来て
投げてやった餌を 食べたり
家の周りを 一日がかりで
うろついたりしているのを
夢心地で 眺めさせてもらって来ている

まるで 魔法の国に どっぷり
つかっているみたいな 毎日である
彼らは 時には 池に架かっている橋を
渡って
向こう島に渡って その豊かさを
満喫している

夢から 夢の 私たちの毎日である