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親の手伝いをしてから

今までの歴史は 親の手伝いを 忘れて
真理なる 価値あるものを 求めて
求道ばかり してきた歴史であった

人は さまよいの道を 歩き続けて来たのだった
何千年も…どれ程 多くの人間が
その迷いの道を たどって来た事か

デカルトは言った
迷っている者が 道を求めて
真理を 見つけ得れるであろうか?と

我々のDNAは 横道にそれて
汚れに 汚れきって来たのである
人は 親の真似をしないで より価値あるもの
より幸せにしてくれるものへと
前進し続けて 来たのである

人間のDNAは 救いようもない程に
変形してしまったのである

しかし 今 ここに その反転が来た
子は 親の真似をし 親と離れずに
親の手伝いをする事が 真理である と知ることによって

私は 星々を動かす手伝いに 満足して
毎日を 送った

それ以外に 朝 太陽の上がる前に
東天を清め 東天を紅に染め
太陽の上がってくるのを 祝い
しかも その道を開き 太陽を先導してくるという
ウシャス女神を 見習っているのである

又 エジプトのマート女神のように 同じく
太陽の船の前進を 清めつつ
太陽を 導いてくるのである

しかも私は 魔法の小箱から
絵筆を取り出して 小箱に詰まっている
紅の絵の具を
筆いっぱいに つけて
東天を それで紅に塗りつぶす その手伝いに
最上の喜びを感じ
朝をむかえる

80才の年を重ねた この2月3日に
それが 出来るようになった
親なる神に 感謝で一杯だ

かって 誰も気付かなかった エジプトと
インドの
この秘伝を こうして発掘する事が
出来たのである