救われる秘訣(4)
存在するものすべてが光の波動体である。 それが見えない、感じない、腐りきった人間になっているのである。
そして、そんな人が集まって、一万年間の間違った乱れた狂いの歴史をつくってきたのである。 そんな土壌に種が一粒落ちたのであるから、立派にその種が成長するはずがないのである。
人は救われるために求道の道に入って、よけい知的によごれてゆく。 そんなまちがいで育てられた透明な子供達(種)が、感情の乱れを育てられ、悪いくせがついた、かわいそうな人間、それがその集まりがこの社会である。
歴史は間違いだらけの歴史を繰り返して来たのである。 詩も知的な詩であり素朴な詩でなくなり、神話ということすら、その必要感も持ち合わせていないのである。
だから今必要なのは、神話性をとりもどす為の神話学が必要なのである。